ワンちゃんが吠えるのは私たちが話したり歌ったりするのと同じなので、ある程度は普通です。
でも集合住宅などであまり激しく吠えられてしまうと困ってしまう場面も多いですね。
「吠える」という方法を使わなくても大丈夫だよ、と教えてあげると人にとっての「無駄吠え」は少なくなるかもしれません。
実は子犬のころからずっと吠え続けている子はあまりいません。
一度試しに吠えたら
□ハウスから出してもらった
□ごはんやおやつをもらった
□侵入者を撃退できた(実際は用事を済ませてただ帰っただけですが)
などという成功体験を経てより吠えるようになるんです。
なので、簡単なのは吠えることを定着させないこと。
吠えても別にいいことがないと覚えてもらうことです。
おうちに来たばかりのまだそれほど吠えないうちに
□(いろいろなものに対して)これは怖いものではないよ
□人とコミュニケーションをとるのに「吠え」は必要ないよ
□何かが欲しいときは吠えるのではなく○○をしようね
□ピンポンがなったら吠える代わりに○○をしようね
ということを教え込んでおくと、過剰な吠えをある程度抑えることはできるかもしれません。
すでに吠えるのが根付いてしまっている子でもある程度学習で抑えることもできますが、できるだけ癖づかせないようにするほうがずっと楽です。
ピンポンがなったら家族と一緒に玄関にお迎えに行って、おすわりをしておやつをもらう
というふうに最初に教えてしまえば、吠えずにおすわりを選ぶようになります。
すでにピンポンで激しく吠えてしまう子はピンポンの音を録音して小さい音から慣れることから始めてみるのもいいかもしれません。
犬の褒め方や報酬のタイミングはコツが必要で、なかなか難しかったりするので、プロに習うのが近道です。
犬に伝わりやすい褒めかた、動き、おやつのあげ方などは文章や動画をみただけでは伝えにくいポイントがたくさんありますし、
最初はプロに犬に教えてもらい、犬がやり方をある程度把握してから不慣れな飼い主さんが実践し、
実際にやっているところをプロに直してもらう、というのが一番早いかなと思います。
ひまわり動物病院ではしつけの相談も積極的にお受けしております。
通常の診察でもご予約をお受けしますし、ちょっと深刻なお悩みなどでしたら、しつけの専門の先生のカウンセリングもご紹介しています。
よろしかったら公式LINEなどでお問い合わせくださいね。